鈴木「きたぞー」
島﨑「お、お邪魔しま~す」
「いらっしゃい!」
宮野「いらっしゃ~い」
鈴木「お前、フリフリのエプロンつけて出てくんなよ・・」
「あはは、適当にしてて~」
島﨑「なんか、俺まで良かったんですか?」
「えー、いーよー人数いた方がさ、ほら、パーチーだし(笑)」
島﨑「パーチー・・」
鈴木「そこは触れなくていいから」
「パーチーってのはねー」
鈴木「はいはい、いーから、信長はこっち」
島﨑「はいっ達央さん!」
「(忠犬・・)」
宮野「依子ー、これはー?」
「ああ、それは茹でてからー」
宮野「はーい」
島﨑「宮野さんも料理するんですね」
宮野「うんー、なんか手伝わされてるうちに覚えた」
「今では立派な料理人!」
宮野「めんどい時は作らされる・・」
「だって真守のごはん、美味しいんだもんっ」
宮野「そんな風に言うからさ、作らずにはいられないよねー・・もんっ、て、もんっ・・・かわいいじゃないか///」
鈴木「そーやって飼い慣らされてはや数十年」
島﨑「そっか、お2人はひまわりで長いんですよね」
「そーだねー小学生ん時からの付き合いだねー」
宮野「20年以上?」
「なんかそう聞くとすごく年取った気がする(泣)」
宮野「あはは」
島﨑「達央さんは?」
鈴木「俺は、東京出てきてから行ってたとこに、講師としてきたんだよ、依子が」
島﨑「えっ! 講師?!」
「そーさ、先生さー」
鈴木「んで話聞いてたらすんごい勉強になるってか、なるほどーって思うこと多くて」
「講義終わってからも熱心に聞きに来てたんだよねー」
島﨑「へー!」
鈴木「芝居に関してはほんと、こいつ凄いよ」
「やだもーてれるー!」
宮野「ほら達央、そのへんにしないと調子乗る(笑)」
「いーじゃんちょっとくらいーたまにしか褒められないんだから」
宮野「ははっ」
鈴木「まー、言わなくても思ってますよって事だ」
「嬉しいよ、達央愛してるー」
鈴木「俺もー」
島﨑「えっ! お2人はそういう関係だったんですか?!」
宮野「あははははっ」
「ねー!」
鈴木「ねー」
島﨑「ええっ!!」
(もう20年も経ったのかー)
(尊敬できる大事な仲間だ)
(えっ達央さんと依子さん、えっ、でも・・)
(あっ、塩入れすぎた)
大事な幼馴染み、大事な仲間、だからハンパな男にはやらん!