とある声優の日常-21-


「え、衣装これ?」

榊「そーよ、かわいいでしょ?」

「あっ、えっ、か、かわいい、のかな? てか・・どーやって着るの・・?」

榊「手伝うからこっちきてー」

「は、はーい」





「まじですか」

榊「いーじゃない、似合うわよ」

「いやー、てか何のコスプレって感じで・・」

榊「紫苑のコスプレでしょ?」

「わざわざ、作ったんで、しょうか」

榊「ええ、うちの衣装部が張り切ってね」

「コレで舞台立ってダイジョウブデショウカ」

榊「大丈夫よ、主催側には伝えてあるから」

「・・・・・・はぁ、わかりました」

榊「ほら、こんな格好できるの今だけでしょ? 思いっきり楽しんでらっしゃい」

「あははははー(もー30越えてますけどねー泣)」



鈴木「うわー、またずいぶんと思い切ったなー」

「ツライ・・・その視線がイタイよ達央・・」

前野「いいよ依子ちゃん! すっごく似合ってるよ紫苑!!」

鈴木「お前は食いつき過ぎ!」

中村「(うわー)」

岡本「中村さんは今にも鼻血出しそうだね?」

中村「いや、そんな・・」

「やっぱり、変かな?」

中村「そんな事ない、似合ってるよ」

前野「俺のペット! 俺の!」

鈴木「依子はペットじゃねーからな? 間違えんなよ・・?」

「中村さんが飼い主なら毎日お肉くれそう・・」

中村「そうだね、なに肉でも食い放題だよ」

前野「お前が望むならどんな肉だって捧げるよ! むしろ俺を食ってくれ!!」

岡本「わー、前野さんキモいですー」

「ねえ、のぶくんは?」

岡本「え?」

「わたしを飼いたくない?」

岡本「おっ、えっ、うちに来てくれるの?」

「ふふふ」

鈴木「やーめーとーけーなんだこのカオス・・」



(とりあえずこれ着とけ)
(達央おっとこまえー)


なんかこー、ボンテージで、胸の下からおへそ見えるくらいまで紐で編み編みで、胸バーンみたいなヴァンパイアっぽい衣装←伝わらない(笑)

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