寺島「依子ー今暇ー？」
「ひまー」
寺島「駅前まで出てこいよー」
「飲んでんの？」
寺島「うんー」
「りょーかい」
・
・
・
「てーらーしーまー・・っとぉ」
後輩A「わっホントに結城さんだ！」
後輩B「うわー！ 本物だー！」
後輩C「お疲れさまでーーす！！」
「はいはい、お疲れさまでーす」
寺島「よく来た！」
「あー、うん。酔ってるねー？」
寺島「酔ってるよー！」
後輩A「すごいっス寺島さん！」
後輩B「ほんとに仲良しなんですね！」
後輩C「わー、感激ですー」
「あ、ありがと」
後輩Ａ「オレら寺島さんの後輩なんですけど、結城さんのファンで、その話で盛り上がってて、寺島さんが結城さんはマブダチだから呼んでやるよって言い出して」
「マブダチって（笑）」
後輩Ｂ「いやマジだったんですね！」
後輩Ｃ「すぐ来てくれたし、ホント仲いいんですねー」
寺島「だから言ったろー？」
「何を言ったのよ、別にいいけどマブダチだから（笑）」
寺島「だろだろー？ てか！ 嫁！！ 依子は俺のヨメ！！」
後輩Ｂ「マジっすか！！」
後輩Ａ「え！ 嫁？！」
後輩C「おふたり付き合ってるんですか？！」
寺島「そーそー、内緒にしてるから言えなかったんだけどさー」
「いやいやだったら内緒にしといてよ」
後輩ＡＢC「「「えー！！」」」
寺島「ラブラブだよ俺らーねー依子ー」
「寺島、調子のんなよ？」
寺島「もー！ 照れちゃってー可愛いなー俺の嫁はー」
？「お前の嫁は二次元にしかいねーだろ」
寺島「うおっ」
「言ってやって言ってやって」
後輩ＡＢC「「「鈴木さん！！！」」」
寺島「なんでいんだよー呼んでねーよ達央はー」
「私が呼んだ」
寺島「なんでだよー！」
「いやだって別にひとりで来いとか言われなかったし、ちょうど終わったって言うから普通に」
寺島「もー！ 台無しー！」
鈴木「台無しってお前、何がしたかったんだよ」
寺島「えー？ 依子は俺のヨメ」
「あははははー」
後輩Ａ「えっ、違うんですか？」
鈴木「ちげーよ。俺のヨメだよ。」
後輩ＡＢC「えっ！！！」
「・・・ちがうよね」
(((鈴木さんめっちゃかっこいいお似合い)))
(え！ 違うからね君たち！！)
依子ー)
(俺のヨメ。うん。)
違うけどね。
あれっまた達央さんになっちゃった！