とある声優の日常-55-


狩代「結城さん」

「狩代くん、お疲れさまです」

狩代「お疲れさまでーす。今日この後って空いてます?」

「あー、空いてるねぇ」

狩代「じゃあご飯行きましょう!」

「んー、2人で?」

狩代「そーです。デートです」

「おお、デートって言われると途端に・・・」

狩代「そんなー照れなくていいんですよー!」

「いや照れてない」

狩代「僕達の仲じゃないですか」

「ほぼほぼ初対面ー」

狩代「だって結城さん、仲良くならないと連絡先教えてくれないって言うから」

「そんなに知りたいもんかね?」

狩代「知りたいですよー」

「電話もメールも気が向いた時しか対応しないし」

狩代「それでも!」

「そっかー、」

柿原「依子ちゃん、ごめん今いい?」

「ん? どした?」

柿原「ちょっと急用で、ついてきてほしいんだけど」

「おお、どーしたの大丈夫?」

柿原「一緒に来てくれれば大丈夫。いい?」

「うん、行けるよ」

狩代「あっ、ちょっと」

「ごめんねーまた来週!」

柿原「悪いな」

狩代「っ・・・」



(どこ行くの?)
(あー、えっと・・・ごはん行きたいんだけど財布忘れちゃって)
(おおそりゃ大変だ)
(あ、あはは)


強引に邪魔したねてとぅーや

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