とある声優の日常-74-


安倍川「『中村さん安倍川さんこんばんは。放送始まりましたね。1話見ました。志樹と夕花理の学校で、ベストカップル的な、みんなの憧れの2人、という所がすごく好きです!そこで質問なのですが、声優界のベストコンビと名高い宮野さん&結城さんがクロスではカップル役で共演していますが、収録現場でのお二人のエピソードが何かあれば知りたいです。よろしくお願いします。』と。んー、なるほど。」

中村「来ましたねこの手の質問(笑)」

安倍川「なんか多いって聞きましたさっき」

中村「いやーまあエピソード、エピソードかー。いっぱいあるようで日常すぎて特出して話すこともない的な。」

安倍川「あはは」

中村「あ、でも1個面白かったのが、ムードメーカーとしても定評のある宮野くんですが、現場でね、若い子たちの緊張とかほぐすようになるべくワイワイ楽しい雰囲気にしてるんだけどね。」

安倍川「ほんっとできた人ですよね!」

中村「そーね。それで、まあつまんないギャグとかも言ったりするんだけど、ある日めっちゃスベって落ち込んで、結城さんのところに逃げてった事があって。」

安倍川「あー」

中村「慰めて~的な感じだった宮野くんだったんだけど、めっちゃ説教始まって。ふっ。」

安倍川「ありましたねー」

中村「結城さんね、そのタイミングでそれはない! 私ならこう言う! みたいな。それで周りは大爆笑結果オーライ。」

安倍川「あれはコントでしたね!」

中村「でした。」

安倍川「あっ、もう一個いきます質問!」

中村「お願いします」

安倍川「『ゆういちさーん、安倍川さんこんばんは!もう、気になって気になって眠れませんので質問します!直前放送でマモちゃんが言っていた、ゆういちさんのデレた瞬間が知りたいです!教えてください!そしてデレてください!お願いします!』だ、そうですが。」

中村「・・・いや、あれはね。デレとかじゃないんだけどね。」

安倍川「kwsk」

中村「いやほんとに。絢のツンデレにこだわりすぎてる監督のディレクションに完璧にやりきった依子、結城さんがね!すごいねって話で。」

安倍川「ん?」

中村「凄かったねーって褒めただけ。」

安倍川「ほうほう」

中村「そしたらなんか、流れでデレだデレーって宮野くんと、からかわれたというか、そんなもんです。」

安倍川「なるほど・・・じゃあ私も褒めてください!」

中村「えっ、なに、急だね君。」

安倍川「さあ!」

中村「あー、そうだねぇ。あ、時間ですって安倍川さん。」

安倍川「えー!ちょっと、あと少しで中村さんデレるのにー!」

中村「デレません。ということで『クロス1話放送直後のLANLIVE』この辺でお別れになります。」

安倍川「あー・・・残念ですが、えー、引き続き本放送のアニメ『クロス』をよろしくお願いします!」

中村「それでは、さよなら~」

安倍川「さよなら~!」


(中村さん! この後ご飯でも~)
(あーごめん、今日は他の打ち上げあって)
(デレなかったね中村さん)
(そーだねー残念)

安倍川中村、一緒に生で見てた宮野結城
デレとは。

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